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Concept
敷地は花博記念公園にほど近い住宅街の一角。
博覧会開催当時は専用の駐車場だった区域と聞いています。
周囲をご親族所有の土地に囲まれ、大阪市内にまだこんな土地があったのか、
と感心してしまうようなのどかな好環境です。
テーマ ：『パークサイドハウス』
昨秋のある日、私のメール受信箱に気になる一通のメールが。
「○月×日、アトリエにお伺いしたく存じますがご都合いかがでしょうか。」
・・・差出人の名前こそあれ、先方の用件はリクルートか？はたまた建材メーカーのPRか？
恐る恐るご返信申し上げると、なんと設計のご依頼でした！
お約束した初めての面談当日、
アトリエに現れた建築主様は私の作品が掲載された建築雑誌を一冊小脇に抱えていらっしゃいました。
伺えば、３年ほど前から住宅の建築を考えられており、「設計は小川建築工房で」、
と心に決めていらっしゃったとのこと。
他の事務所にはまだ一度も相談に行っていないしこれからも行くつもりはない、とはっきり言い切り、
発売されてから何年も経つ掲載誌を大切にお持ち下さっていた建築主様。
その朴とつとしたお人柄と、花博記念公園に近いこと、
さらに計画地が駐車場（Ｐａｒｋｉｎｇ）の奥にあるということをひっかけて計画名は「パークサイドハウス」と名付けさせていただきました。
１通の、いや、１行のメールから始まった、なんとも不思議で一期一会とはこの事！？、とてもありがたいスタートでした。
＜keyｗｏｒｄ＞
○シンプルな
カタチ・・・・・・・ 奇をてらわないオーソドックスな間取りと仕上げ。
○リラックスできる空間・・・・・天井高 2900を確保したリビング。窓を大きく設けた浴室。
○家相へのこだわり・・・・・・・
ご自分で勉強なさったいくつかのポイントをプランに反映させていきます。
飾らないお人柄、実直なご要望をカタチにしていく、家づくりの始まりです。
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