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Concept
築６０年の和風住宅に住まれるＦさん宅の増改築計画です。
敷地は２００坪。建替えするのには十分な状況。
ご夫婦があえて建替えより、リフォームを希望されたのには訳があります―
『長年住んだ住宅への思い入れ』
子供さんも巣立たれて大きな家にご夫婦二人きりとなりました。愛犬との時間を大切にされているご主人と、花が好きな奥様。これまで過ごしてこられた棲家を大事に残していきたい思いと同時に、お二人のこれからの住まい方にあった間取りに変化しつつ、お子さんが帰られた時に温かく迎えられるような家づくりの始まりです。
Ｐｒｏｊｅｃｔs
■庭には大きなサクラの木がある。
◇サクラを生かしてデッキを設けて、オープンなリビングを配置します。
■キッチンが廊下を挟んだところにあり、配膳等が不便。
◇一体型のＬＤＫとして家事動線をスムーズにします。
■友人がよく遊びに来るが、落ち着ける場所がない。
◇玄関から直接リビングに通ずる開放的な通路を設け、人が集まってもくつろげるスペースにします。
■奥様の大事にされているお花や観葉植物を鑑賞できるようなスペースがない。
◇ダイニングやキッチンに大きな開口部を設けて、グリーンで明るいＬＤＫを演出できます。
■トイレ・浴室・洗面所が少し狭い。
◇スペースを広げて、機器も新調します。
■階段の勾配が急である。
◇蹴上げを低くし、勾配を緩やかにします。
■事務室がキッチンへの動線の途中にあり使いづらい。
◇土間から行き来できるような間取りにします。 |
