2007.5.23〜5.25

東京物語 ride on!　1　
　


前回の日記でお知らせしていたように、いくつかの出版社の方にお会いするのと、建築視察のため、東京へ出かけてきた。

いつもは一人旅だが、今回はルイガノ　LGS-CMも一緒に新幹線に乗り込む。



　
　 　
今回のテーマは愛車を駆使していかに地に足をつけてヒューマンスケールの

都市を体感するか、ということ。早速私の足取りをご紹介しよう。
　
おのぼりさんたるもの、まずは皇居から（！）

警備中の警官にシャッターを押していただいた。
これって公務執行妨害？
そのデザインが物議を醸した
菊竹清訓のソフィテル東京も解体中。
1994年の竣工からわずか13年...。

デザインの好き嫌いはともかくとして、
同業者としてはちょっと悲しい。
　 　

　


　
ル・コルビジェ　国立西洋美術館　１959年
ロダン作　「地獄の門」

有名な「考える人」はこの門の一部。
どこにあるかわかりますか？
昨年訪れたNYのMomaを思い出すなあ。

　

 窓越しに見る中庭。

新緑と味わいあるタイルの壁のコントラストが
なんともいえない。
　
前川國男　東京文化会館（1961年）
文化会館の前で記念撮影をしていたら、
私より年上と思われる女性に声をかけられた！！
聞くと美術の先生だとか。

「ちょっと乗らせていただいてよろしいですか？」

ナンパされたのは自転車だった．．．
　 　

ルイガノ　LGS-CMで走っていると、通りすがりの人から声がかかる。

「かっこいい！」「カワイイ！」「ちっちゃ〜い！！」

決して私ではなく、自転車のことだとはわかっちゃいるが、
女子高生に言われると妙にうきうきしてしまう昭和30年代生まれ。

・・・そんなことはともかくとして、
初めて自転車で走る東京は
今までに何度も訪れている街とは思えないくらい
新鮮な姿を見せてくれる。
街角のいろんなことに気づきながら
注目を浴びて駆け抜けた旅は後半へつづく．．．