スタッフ・旅のエッセイ by 池下
前回の鍛治さん日記から、『鮮やかな写真を池下にバトンタッチ』とのことで
たっぷり（今回も）写真＆日記です。
普段、大阪でも見る生物や、まったく見たことがない生物。
しかし、みんなのびのびと暮らしていました。
やはり人間もこういうところで育つと違うんだろうなぁと思った沖縄でした。
1日目の沖縄本島は曇り。 2日目の石垣島1週ドライブは雨時々曇り・・・。
で、3日目の朝は朝から雨で、私以外の皆はカヤックに出発。
私は体調が悪く、この日は久しぶりの一人旅！！
日帰りでしかもまったく知らない土地をフラフラできるということで、
前日からテンション高く、どこに行こうかと計画するも、朝からの雨に少し気分もダウン。
皆をホテルのロビーで見送って、とりあえずペンギン食堂に「石垣島ラー油」を買いに行くことに。
9時から発売の人気のこのラー油は、やはり雨の中を傘さしての行列。
1人1本しか購入できなかったので家のお土産に。
（帰ってから、餃子につけて食べるとかなりおいしかった。）
次に、雨も降っているので、観光ではなく、シーサーづくり工房へ。
工房のお兄さんとおしゃべりしながら、シーサーをつくっている途中にだんだん空が明るくなり、しだいに太陽まででてきて、
「ここで、こんなことをしていてはもったいない」と思い、急いで仕上げ工房を後に。
（ですから、シーサーは変なものができ、写真はなしです(*^_^*) ）
で、急いで竹富島までフェリーで。
サイクリング屋のおばちゃんに「まだ雨降るかもよ。レインコート持っていき。」と借りて、島マップをもらい散歩へ。
突然の晴れなので観光客もほとんどいなく、とても静か。
土の道をチャリで走り、水たまりをよけ、たまにはドシャーと入ってみたり、フラフラと。
やはりサイクリング屋のおばちゃんの言ったとおり雨が降り、雨宿りに入ったアクセサリーショップで
「この島が好きになりいつのまにか住んでいる」というアクセサリー作家の兄ちゃんとのおしゃべり。
1つ（自分用に）お土産を買って、10分ほどおしゃべりしてたら雨もあがった。
左：シーグラスの照明
右：流木・石・シーグラス・木の実などのアクセサリー
のんびり歩く、仕事を終えたばかりの水牛車観光の牛とおじいに道をたずね、「明日また乗りに行くよ」などと、おしゃべり。
海で貝殻や、シーグラス（海で洗われたガラス）やサンゴを拾いつつ、ボ〜と空と海を眺めたり、時間が流れる。
釣りをしているおじいに「どんな魚が釣れるの」と尋ねたところ「今日はまったくだよ」としゃべりつつ、
「さっきその辺にマンタ泳いでたよ」と教えてくれ、一緒に探してみたり。
竹富島と石垣島の最終フェリーは少し日が暮れ始め、もうあと少ししたら真っ赤な夕焼けが見れそうな時間に出発・・・。
サイクリング屋のおばちゃんに「夕焼けが見れなくて残念だ」と言うと「また、今度は島に泊まりにおいで。」と。
のんびりこの島のペースで、自分のペースでウロウロ。この日は一人旅の醍醐味を満喫。
小さな島なのに半分も回れなかった。もっとこの島の人たちとおしゃべりしたい。とても癒される。
さて、次の日は朝から快晴。今度は皆でワイワイ竹富島へ。
サイクリング屋のおばちゃんに「また来たよ」と挨拶し。今度は水牛観光へ。
のんびり歩く牛はこの島にうってつけ。
おばぁのお店でサーターアンダギーと島アイスを食べ、またおしゃべり。
ここの人は気さくな人ばかり。
赤レンガと緑と青空はとても美しい。
昨日とは違ういろいろな雲の形や空もおもしろい。
ワイワイしながらの旅もやはり楽しい。
Ｙさんと鍛治さんと私との3人、
夜のバーでのガールズトークもいい思い出。
（グータンヌーボみたいでしょ）
連れて行って下さった所長にあらためて、感謝！！
文・写真：池下久美子
