2009.6.4〜6.9

北海道はでっかいどー！〜 後編〜
　

【六花の森　坂本直行記念館】

花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森を作りたい−。
との長年の思いが実って、2007年9月にオープンした、
製菓会社六花亭の施設。
植物の定着にはもう少し年月を要するだろうか。
雨あがりも手伝って、しっとりした新緑を静かに満喫できた。

園内の丘に鎮座する、彫刻家板東優氏の作品、
その名も「考える人（ロダンから）」→
下は2007年5月に東京の国立西洋美術館で購入した
本家ロダン作「考える人」。見比べてください。

これも六花の森の一角。

今回の旅で撮ってきた写真を眺めていたスタッフが
「うわ〜！懐かしい！」と喜んだのがこれ。
都会の皆さんにはなんじゃこりゃ？の物体だと思うが、
昔、枕木が木製だったころ、線路と枕木を固定させるために打ち込まれていた「犬釘」。
さすが道産子ならではの着眼点。
（オイラ、いぬくぎなんて言葉、初めて聞いたもんね）

何の気なしにつけた今回の北海道日記のタイトル北海道はでっかいどー！
はコピーライター眞木準氏による全日空の広告「でっかいどお。北海道。」から引っ張ってきたものだったのだが、偶然にも、記事アップ4日後の6月22日、その眞木氏が60歳という若さで急逝されたという報道に驚いている。ご冥福をお祈りしたい。

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