2007.3.22

　I wear アイ ・ウエア

メガネ店のカタログではないので念のため．．．。

ホームページをご覧になっている方は既にお気づきのことと思うが、
私、相当な小物好き。本日のお題はメガネである。

　その日の気分に合わせてとっかえひっかえ。
打合せに行くとお客様からよく「何本お持ちなんですか？」と聞かれて、
いつも「10本くらいですかねえ」と答えていたのだが、今日、改めて数えてみた。
アトリエにある分だけで12本、今かけているのを加えて13本あった。
このほかに自宅にも5,6本転がっているから全部で20本弱ってところか。
アランミクリ、l.a.Eyeworks、寿寿美などが好きで出先で眼鏡屋を見つけると
ついついふらりと入って、ついついふらりと買ってしまうのだ。
これがただの道楽ってわけでもなくて
お客様と仕上げの色の話で「ポイントに赤を持ってきたらどうですか？」と提案して、お客様が「う〜む・・・」となったとき、それまでかけていた黒縁のメガネを赤いセルフレームにかけかえて「ホラ、どうですか？」などとやると「あ！赤いいですね！そうします！」とすんなり決まったりする。
まさに歩く見本帳。
そういえば人の肌と木肌には共通するものがあるのかもしれない。
色やカタチだけを見たらギョ?!とするようなメガネも、かけると意外に顔になじんで
表情を引き締めてくれたりする。
建築の仕上げも、ナチュラルな中にちょっとテイストの違うものを入れるのがこなれた感じがして好きである。
いや、仕事の色決めを意識してメガネをコレクションしているわけではないのだが．．．。
　

10年ほど前になろうか、初めて「色つきの」眼鏡を買ってみようと「思い切って」挑戦したのがl.a.Eyeworksのサングラスにもなるコチラ。
クラシックレッドの細いメタルフレームで、
現在のコレクションの中では１，２を争う地味さ（フツーさ）なのだが、当時の私としてはものすごい冒険だった。

　しかし、「慣れ」というのは怖いもので、今春の新作はこちら。
ふらりと入った眼鏡屋で幅広のフレームのカラフルなドットに心奪われた。
東京青山のめがね工房KAMUROのもの。チタン製でとても薄くて軽い。
色違いで黒、チョコ茶、ベージュ、グリーンがあり、
どれにしようか迷って全色試着して写真を撮った。
アトリエに帰ってからスタッフに「どれがエエかなあ」
と写真を見せて相談したところ
一人のスタッフなどはどれがいいか、という次元以前に
絶句していたけれど．．．なぜ？

さて、本日のクイズ。
KAMUROのメガネ。上の4色のうち、最終的に私はどの色に決めたでしょうか？
答えは来週のひとりごとのコーナーで．．．
どうしても早く知りたい方は、アトリエに遊びにお越しください。