先日リフォームを終えた裕芳庵をたずね高野山へ。

今日は竣工後の確認と建築主への挨拶を兼ねての訪問。
雪景色のケーブルカーも趣がある。

山頂から和歌山市街を臨む

高野山での一連の仕事が終わってからは初めて
奥の院まで足を伸ばしてみた。

この日は人はほとんどなく、
静寂で、神聖な空気が漂っていた。

ここには墓地があり戦国の武将たちの霊が祀られている。
山の上まで大きな石を運ぶのに
昔はかなり大変であったであろう。

何百年もこの地を守っているたくさんの杉の大木と墓に積もる雪。
神秘的な空間である。