謹賀新年

『　甲申（きのえざる） 　』

2004.1.1

新年あけましておめでとうございます。
旧年中のご芳情を厚くお礼申し上げますとともに、本年も変わらぬご愛顧ひとえにお願い申し上げます。

今年の干支は甲申（きのえざる）です。
申は、猿＝去る 魔去る＝勝る、すなわち猿は私たちの暮らしから災事を取り去り福徳をもたらす動物とされ、悪事災難が去る、家難病難が去る･････などといわれています。

みなさまにとって、すばらしい一年でありますように、心よりお祈りしております。

●豆知識
「甲申（きのえざる）」とは？

「甲（きのえ）」
 「甲」は「木の兄」、陰陽五行で「陽」の「木」に当たり、大樹と考えます。
季節は初春、方角は東が割り当てられます。
「甲」の字は鎧(よろい)や草木の種子をおおう厚皮のことで、種子が殻を破って発芽しようとする状態をあらわしているそうです。

「申(さる)」
「申」は、陰陽五行で「陽」の「金」に当たります。
季節は初秋（旧暦の7月）、方角は西南が割り当てられます。
「申」の字は呻く（うめく）で、万物が成熟して締めつけられ、固まってゆく状態をあらわしているそうです。
　

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