『　あまご　』

2001.9.25

休日の楽しみのひとつに　釣り　がある。今日もあまごを求めて、いつもの仲間と≪陣地合戦≫。
いや、川の中のあまごとの心のさぐりあいかもしれない―

あまご『ヒトはこっちの岩場にはあがれまいゾ。ここにいれば安心だゾ。』

釣り人たち「よっしゃ。わしゃあ、こっちに登ってみるぞ。」

あまご『・・・・・・・・。』
　

アマゴ　（天魚） Oncorhychus masou isikawae
サケ目サケ亜科サケ科

・全長　約３０cm
・本州　（神奈川県以西）、四国〜九州
放流によって全国に広がっている。サツキマスの河川残留型（陸封型）で、ヤマメに似るが体側には朱点があるので区別できる。体色は美しく、7〜11個の暗青緑色のパーマーク（幼魚紋）、背に黒点と体側に朱点が散在する。固体によって色彩の変異がある。上流域に棲み、水生昆虫などを食べる。1〜2年で成熟し、10〜12月に砂礫底に産卵する。サツキマスの遡上が見られる川ではその産卵に参加する。肉は美味で塩焼きや甘露煮が旨い。

墨絵の一覧に戻る≫