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今日は11月の第３木曜日。言わずと知れたボジョレー・ヌーボーの解禁日。
今年は円高の影響もあってか去年より小売価格はぐっと下がっているとか。
しかしその輸入量は２００４年をピークに減少を続け今年は昨年の20％減らしい。
クリスマスしかり、ハロウィンしかり、自分たちの信仰や慣習とは何のゆかりもないイベントに
なんでも飛びつく欧米かぶれミーハー日本人もさすがにそろそろ飽きてきたか。
はたまた不景気のあおりで乾杯する気分でもなくなったか。
猫も杓子も浮かれたボジョレーブームはどうやら鎮火したらしい。
そもそもボジョレーとはフランス・ボジョレー地方で家庭用として気軽に飲まれていた
いわゆるガブ飲み用ワインだったと聞いている。
先日、アトリエに程近い焼き鳥屋で私が出会ったガブ飲みワインはこちら。
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カタシモワイナリーの河内ワイン 特上 １．８Ｌ 赤
大阪府南部の酒好き家庭では時々見かける一升瓶ワインだが一般の飲食店で見たのは初めてだ。
飲みたい人は「飲みまーす！」と宣言して、カウンターにデンっと置かれた一升瓶から
セルフサービスで自分のグラスに注ぐ。
もちろんすり切りいっぱい注いでいいのだが、上の写真はちょっと遠慮気味。
* * * この日記を書きながら検索したカタシモワイナリー、柏原市の自社農園を持つ醸造元である。
ショッピングサイトから社長のブログ、こだわり醸造家のつぶやきがリンクされていた。
ブドウ栽培の様子から食に関するイベントの案内まで内容盛りだくさん。
これまで国産ワインにはほとんど興味がなかったのだが
好感のもてる素朴なホームページを見て、連休は大阪産のヌーボーで乾杯も悪くない、
などと考えている、晴れた初冬の昼下がりである。
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