2007.4.13

　飛び出す、物語。

　去る3月29日（木）から4月11日（水）まで、八尾の西武百貨店で
「ロバート・サブダ＿しかけ絵本の世界展」が開催されていた。

「飛び出す、物語。」とは、この作品展のキャッチコピーである。

残念ながら私は今回の作品展には行けなかったのだが、
代表作品「不思議の国のアリス」は娘もお気に入り。

ちょっとグロテスクなところが魅力なのかも？？

サブダの作品の様に決して複雑ではないのだが、
子供がだいすきなしかけがあるのがエリックカールの絵本。

こちらは寝る前に娘に読んでやるわが家の定番。

「ごきげんななめのてんとうむし」

ごきげんななめのてんとうむしがいろんな動物たちに喧嘩を吹っかけていくページは
時間の経過が時計と太陽（？）の位置で表されているのがおもしろい。

いや、そんなリクツ関係なく、この虹みたいなページの重なりはわくわくするでしょう!?

結構文字が多いのでついつい私は出会う動物をところどころすっ飛ばして読んでしまうのだが
クジラが尾びれでてんとうむしをパシッとやる場面に来ると
「そろそろ眠る時間かな？」と娘も理解しているらしい。

そして、今や知らない子供はいないんじゃないかと言うくらいポピュラーな

「はらぺこあおむし」

こちらは洋書のボードブック。これを読むのは妻専門。
悔しいが、娘は決して私に読んで、とは言わない。
発音、そんなに悪くないだろっ？？

　

ともあれ、丈夫で小さいのでお出かけのお供に最適な一冊。
わが家のもこの通り、読み込んでぼろぼろ．．．


　

美しい色彩と、奇想天外な仕掛けに子供ならずともはまってしまうしかけ絵本。

こんな遊び心を住まいの中にも盛り込みたいと常々意識している。

住まいはまさに住む人にとっての「飛び出す、物語」だから。