2006.5.16〜5.18

東京物語 NO.3-2　　　　　

【人物探訪】

今回の上京の目的のひとつは某雑誌社の編集長Ｏ氏とお会いすること。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　某週刊誌の記者Ｔ嬢もご同席くださり、素敵なお店にも連れて行っていただいた。
（このお店については後日また触れたいと思う）

3人で盛り上がるうちに、瀬野和広氏の話題になった。
氏は都内にアトリエを構え、木造住宅設計で活躍中の建築家である。
数年前一度名刺交換をした程度の知り合いだったので、是非一度話をしてみたいと言う私に
氏をよくご存知のＴ嬢が「ちょと電話してみましょうか」と言ってくれるがもう既に夜中の1時過ぎ。
いつも午後8時には事務所を留守番電話にして帰路につく（あるいは夜の街に繰り出す）私には
こんな時間に事務所に人がいるなんて考えられない。
まさか、誰も出るまい、と横で思っていたらなんと、当然のように所員の方が電話に出た！
さすがに瀬野氏本人はいなかったので彼に伝言を御願いして電話を切った。
　

　さて、翌朝。

夕べ（というか今朝）深酒して、ホテルでゆっくり朝寝をしていると瀬野氏から連絡があり、不躾な私のリクエストを快く受け止めていただき、忙しいスケジュールを調整してもらって、昨日（というか今朝！！）の今日だが、また夜の街に繰り出した。

氏に案内されたのは下町高円寺の居酒屋『眉山亭』。
ここの親父さんがユニークで、お客の席を回っては一杯飲んでいく。決して口数が多いわけではなく、大阪のおっちゃんとはまた一味違う江戸前の親父さんだ。

　高円寺はTV関係、文筆関係の人間がどういうわけか多く住んでいるとの事。どことなく昭和を感じさせるような懐かしい町並みに居酒屋、ラーメン屋、スナックが軒を連ねる。24時間昼夜なく、時代の先端で仕事をする人たちが安らぎを求めて集まってくるのかもしれない。

かけている眼鏡、実はレンズが入っていない。フレームがないと落ちついてモノが見られないんだとか。

瀬野氏とは建築について激論を交わした。

というのは真っ赤なウソで、たわいもない話をして楽しいひと時を過ごした。
夕べのスノッブな銀座の雰囲気とは打って変わってすっかりくつろぎ．．．
　

．．．．すっかり出来上がった二人↑。

彼は翌日からまた予定が詰まっているらしい。夕べ夜中に連絡してよかった。Ｔさんに感謝。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
何事もタイミングが肝心。かな？

瀬野さん、お世話さまでした！！