2006.11.09

「チーム小川」

 

先日、「灯かりの家」のオープンハウスにご来場された「育てる家」の建築主様からこんなメールをいただいた。手前味噌で恐縮至極だが、大変うれしいメールだったので、
ここでご紹介したい。
 


 

「チーム小川」・・・心地よい響きである。

普段、私は出張が多く、アトリエの作業はほとんどスタッフに任せているのだが、
おかげさまで大きな問題なく仕事が進捗している。
アトリエ開設から5年が経ってスタッフ各々の適材適所が確立しつつあり、テンポ良く機能していると私も常々感じていた。


チームワークという話ではよく引き合いに出される例えだが、「バレーボール」。
監督、アタッカー、セッター、ムードメーカー...とそれぞれのメンバーが個々の得意分野で個性や能力を発揮し、ひとつのチームとしての強さを支えている。

特に我々のアトリエのように住宅という細かな分野を専門とする小さな所帯では仕事の内容においては量より質、発想が重要である。年齢、経歴、環境、実に個々様々なスタッフたちだが、得意分野はもちろん、苦手分野もあるからこそ、多様な視点から物事を見ることができ、お互いにフォローしあって見事にアトリエのポテンシャルを上げてくれている。その成果は「×(かける)人数」分以上のものがあると思う。

今後もアトリエとしての仕事の質を上げていくと共に、それぞれの能力も高めていけるよう、私は「総監督」としてサインを送っていきたい。
さらにいいものをつくり、お客様に喜んでいただけるように。