2006.12.20

 仕切るもまたよし  

   
我がアトリエ、開設当初は私一人で細々やっていくつもりだったのだが、

スタッフを入れ、当然OA機器も増設、最近ではサンプルやカタログ、書籍が増えてきて収納に苦労している。

ここは作業場であると共に、お客様にお越しいただいてのプレゼンの場、
また常設のショールームでもあるわけなので、まるっきり実用重視というわけにもいかない。

ここで年末整理の際、吹抜けを囲む2階の手摺の一部を撤去して作り付けの棚にすることにした。

簡単なスケッチを書いて工務店さんにFAXすると、
約1週間ほどでこんな棚が出来上がり、設置にやってきて下さった。

   

before          →          after
 
視覚的「抜け」と空調の効きを考慮して足元は30センチほど上げてある。

自分で色を塗ろうと思っていたが、とてもきれいなシナ合板を使ってくれていて、そのままでも自然でなかなか良かったので当分はこのままで行こうと思う。経年で木があめ色に色づいていくのも楽しみだ。

 

「仕切る」ことで用途と空間が変化し…


…「こもり」感、落ち着きが感じられる。

吹抜けを希望されるお客様が多いが、
家族の年齢や所持品の変化にあわせてこんなリフォームの可能性もあるという実例だろうか。