2006.12.02

ポン菓子 の季節
　 　
アトリエのあるここあびこ界隈。近頃はマンションもあちこちで建設されてはいるものの

息を呑むほど整然と植えつけられたキャベツ畑が広がる一角があったり、

ひっそりと趣のある神社があったり、

歩いていて飽きない街である。

さて、現場からの帰り道、そんな界隈で昔懐かしい「ポン菓子」屋に遭遇した。

　

子供の頃、一握りの米と砂糖を持っていくとおっちゃんが機械にそれを入れて

袋いっぱいのポン菓子を作ってくれたっけ。

軽トラに機械を載せたポンこの菓子屋さん、既に出来上がったものも販売している。
　

前から何度か見かけて気にはなっていたのだが、
今回は一袋買って見ることに。
　

聞けば、今でも米と砂糖を持って行けばその場で
「ポン」と作ってくれるのだそう。

おっちゃんの気分しだいで時々ここらを回っているのだとか。

　
　
特に季節モノではないのだろうが、

どこからともなく漂って来るポン菓子の香ばしい匂いは

やっぱり冬の夕方に似合う。

袋のポン菓子をほおばりながらアトリエに向かった。