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2006.12.26

百番探検隊

今年の忘年会会場は飛田新地の
「鯛よし　百番」で。

いつも竣工写真でお世話になっている写真家のＴさん、構造設計を担当していただいているＳさん、それにOBスタッフHさん、オープンデスク生のNさんも交えてにぎやかな顔ぶれがそろった。

「建築やってるモンなんでいい部屋ヨロシクネ」

スタッフに飽きられながら日を変えて3回も念押しの電話をした成果か、中庭を見下ろせる2階の広い部屋に通された。

本日の予約料理は寄せ鍋。
建物や、部屋の趣向もさることながらつき出しの一品も出汁の味もなかなか美味である。

我々男性軍がちびちび飲んでなかなか鍋が減らないのとは対照的にスタッフたちは料理の寄せ鍋をあっと言う間に平らげたと思ったら、一人が「ちょっと．．．」と中座。
すると、次々に「私も、．．．」と部屋を出て行ってしまった。
手洗いかな？と思っていたが、待てど暮らせど彼女たちは戻ってくる気配なし。
〆のうどんが伸びるのではないかと心配していたら、後から手洗いに行って戻ってきたＳさんが

「所長・・・なんかえらいことになってますよ・・・」

・・・なんと部屋の外ではスタッフたちによる建物内の大撮影大会が始まっていたのだ。

実際、女性が単独で来るにはなかなか敷居の高い場所ではあるのだが、このチャンスを逃すなとばかり、それぞれがカメラ片手にシャッターを切る、切る、切る。

廊下や待合だけでは飽き足らず、小便器の並ぶ便所や、別の団体が宴会を終えた後のまだ鍋も片付いていない個室にまで潜入して撮影。

私も間違いなくカメラを抱えたらどこにでも臆せず切り込んでいく性質だが妙齢（！）の女性がカメラ片手に遊郭を這いずり回る姿には脱帽．．．